洗浄力– tax –

2013年4月17日にシリーズがフルリニューアルされたスカルプD。 今回のリニューアルでどんな点が改良されたのか、新規追加成分をいくつかピックアップしてみます。 ■洗浄成分 主となる洗浄成分が、アミノ酸系界面活性剤『独自洗浄成分アミノウォッシュ＋(※1...

頭皮に直接シャンプー原液を塗布するように設計されているシャンプー。 シャンプーの原液をそのまま頭皮につけるということは、洗い残しのリスクが高まる・洗浄剤や界面活性剤の刺激が頭皮にダイレクトに作用してしまうといったリスクが高く、あまりおススメできる設計とは言えません。 さらに、頭皮に直接つけることで効果を発揮する成分が入っているか？というと、全く入っていないから驚きです。

成分は値段通りの内容で、洗浄剤には刺激の強いラウレス硫酸Naを使用。ラウレス硫酸Naの強力な洗浄力で『スッキリ！』とした使用感は得られるでしょうが、同時に強い脱脂力で頭皮へのダメージが蓄積されてしまいます。 使うとしたら、毎日ではなく『頭皮の皮脂をガッツリ落としたい時用』にクレンジング感覚で使用したほうがよさそうです。その場合も、頭皮や髪の保湿などの『与える』アフターケアは忘れずに。

多数の天然エキスを配合し、頭皮環境を整えようとする努力は感じられるが、使っている洗浄剤は良いものとは言いがたい。 ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウムは、別名ラウレス硫酸ナトリウムと呼ばれるもので、逃避から必要な皮脂まで根こそぎ奪ってしまう洗浄剤。使用感はさっぱりするだろうが、継続使用すると頭皮に悪影響を及ぼしてしまう。

成分表をみてまず驚いたのが、洗浄成分へのこだわり。頭皮に負担のかかる刺激の強い界面活性剤はほぼ見当たらない。さらに保湿・抗菌・血行促進系の効果成分が惜しみなく配合されている。 育毛用シャンプーにありがちな「無理やり汚れを取る」タイプではなく、頭皮への刺激・影響を考慮したアミノ酸系洗浄剤を使っているのが最大の特徴。それでいてしっかりとした洗浄と高い殺菌効果が見込める。

薬用スカルプD スカルプシャンプー オイリー[脂性肌用]の効果を、全成分の役割・効果・安全性から紹介しています。

『ストロングウォッシュ』と謳うだけあって、洗浄力や殺菌力は強め。値段が高いだけあり、沢山の効果成分が配合されています。なかでも、殺菌・皮脂対策・ニキビ・痒み・引き締め対策用の成分が目立ちます。ちょっと注意したいのは、有効成分である「ピロクトンオラミン」をはじめ、殺菌・抗菌系の成分が多い点。敏感肌タイプの人が毎日使うには殺菌力・洗浄力が高すぎるかもしれません。