全ての頭皮タイプ– tax –

頭皮に直接シャンプー原液を塗布するように設計されているシャンプー。 シャンプーの原液をそのまま頭皮につけるということは、洗い残しのリスクが高まる・洗浄剤や界面活性剤の刺激が頭皮にダイレクトに作用してしまうといったリスクが高く、あまりおススメできる設計とは言えません。 さらに、頭皮に直接つけることで効果を発揮する成分が入っているか？というと、全く入っていないから驚きです。

成分は値段通りの内容で、洗浄剤には刺激の強いラウレス硫酸Naを使用。ラウレス硫酸Naの強力な洗浄力で『スッキリ！』とした使用感は得られるでしょうが、同時に強い脱脂力で頭皮へのダメージが蓄積されてしまいます。 使うとしたら、毎日ではなく『頭皮の皮脂をガッツリ落としたい時用』にクレンジング感覚で使用したほうがよさそうです。その場合も、頭皮や髪の保湿などの『与える』アフターケアは忘れずに。

成分表をみてまず驚いたのが、洗浄成分へのこだわり。頭皮に負担のかかる刺激の強い界面活性剤はほぼ見当たらない。さらに保湿・抗菌・血行促進系の効果成分が惜しみなく配合されている。 育毛用シャンプーにありがちな「無理やり汚れを取る」タイプではなく、頭皮への刺激・影響を考慮したアミノ酸系洗浄剤を使っているのが最大の特徴。それでいてしっかりとした洗浄と高い殺菌効果が見込める。