<メチルパラベンの防腐効果-特徴>
メチルパラベンは、パラベンの中では殺菌力・抗菌力の弱いとされています。しかし、その分肌への刺激や負担が少ないというメリットがあります。
また、他のパラベンと組み合わせることで防腐効果を高めることが出来るので、安全性の高い防腐剤として多くの化粧品に配合されています。
稀にアレルギーを起こす可能性があるので、配合量に1%という上限が設けられています。
<パラベンの役割は、品質保持>
パラベンをはじめとする防腐剤は、肌に対して「良い影響」はありません。
しかし、防腐剤が一切入っていない化粧品が良いかというと、そうではありません。
例えば、防腐剤が入っていない化粧品は、常温で品質を保つことができず有害な菌が繁殖してしまいます。
また、化粧品に含まれている栄養素や有効成分の働きを維持するためにも、防腐剤は必要不可欠です。
「毎日新しい化粧品を調合し、余った分は捨てる」のであれば、栄養たっぷりで防腐剤不使用の化粧品も作れるでしょう。
しかし、それは非常に難しいことです。
流通している化粧品やシャンプーに「パラベン等の防腐剤」が入っているのは、品質や安全保持として当然のことと言えます。
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