<ハッカ油で冷たいと感じる理由>
ハッカ油は、皮膚が「冷たい」と感じる受容体を直接刺激することで清涼感を生み出します。
実際は冷たくなくても、受容体を刺激することで「冷たい」と勘違いする作用を利用しています。
また、ハッカ油は常温で昇華する性質があるので、気化熱により「冷たい」と感じる作用もあります。
<ハッカ油の乱用には注意>
ハッカ油は刺激のある成分の一つであり、肌につけすぎるとヒリヒリとした刺激を感じることがあります。
また、夏場にハッカ油やメントール入りのシャンプー・入浴剤で涼しさを得ることは可能ですが、肌が冷たいと感じていても、体内の熱が下がっているわけではありません。
気付かぬうちに体の負担や熱中症に繋がることもあるようなので、適度な範囲で使用するようにしたほうが良いでしょう。
類似成分:[メントール]