いくら育毛剤を使ったとしても、髪そのものが栄養失調ではハゲ・薄毛の改善は望めません。
不足すると髪の致命的なダメージに繋がる栄養と、摂取すると髪に良い効果がある栄養の2つに分けてまとめました。
記事が分散していたので、髪に良いビタミン・ミネラル・タンパク質・アミノ酸類をまとめてここに紹介します。
不足すると髪の致命的なダメージにつながる栄養
いかに健康な髪の人でも、不足すると髪のダメージに繋がってしまう栄養の代表として、下記の2つがあげられます。
栄養1:タンパク質 栄養2:亜鉛
タンパク質も亜鉛も、髪の原材料として重要な栄養素であり、この2つの栄養が不足がすると髪の直接的なダメージにつながります。他の栄養素が足りていても意味がないので、1番はじめにチェックしましょう。
また、亜鉛はAGAの大敵である5αリダクターゼの制御にも有効な栄養素です。薄毛を気にする人であれば、不足することのないように特に注意しましょう。
育毛に有効な栄養を積極的に摂り入れる。
もっと積極的な育毛を行いたい場合は「不足すると髪のダメージになる栄養」だけではなく、髪に効く栄養素も積極的に摂りたいところです。
髪に有効とされる栄養素は多岐にわたりますが、下記に代表例を挙げました。
- ■ビタミン群
- ビオチン・ビタミンB2・ビタミンB6・ビタミンE
- ■アミノ酸
- L-リジン・L-アルギニン・L-ロイシン・L-メチオニン・L-バリン・L-フェニルアラニン・L-システイン
- ■ミネラル群
- カルシウム・マグネシウム・亜鉛
- ■その他
- ノコギリヤシ(男性向け)
これらの栄養は、タンパク質・亜鉛を適切に摂取したうえのプラスアルファとして育毛に活用します。また、ビタミン・ミネラル・アミノ酸類は、バランス良く摂取することが肝心です。
どれか1つを大量に摂っても効果が薄いので、バランスを意識して摂取するのがお勧めです。
髪に効く栄養成分を多く含むマルチサプリメントは、こちらの記事で紹介しています。
栄養のバランスは適切に。過剰摂取は逆効果
ハゲ・薄毛を気にする人の中には、髪に良い栄養を摂ろうとするあまり大量のサプリを飲む人がいます。
ですが、成分によっては過剰摂取により脱毛を引き起こすものがあるので、サプリ選びは注意が必要です。(過剰摂取注意の代表例:ビタミンA)
全てをサプリメントに頼るのではなく、まずは食生活を改善し、それでも足りない栄養をサプリメントで補う形がベストです。
栄養バランスを整えることが、健康な髪への近道
育毛にとって、身体のバランスを内側から整えるという事は非常に大切です。偏った栄養バランスで肌や内蔵が荒れるのと一緒で、髪や頭皮も弱ってしまうからです。
健康な髪は健康な身体から!と考えるようになれば、育毛に対する姿勢が変わるのではないでしょうか。
身体に栄養が足りないうちは、髪に栄養は届きません。また、栄養不足は内蔵系の機能低下にもつながり、髪にとって良いことはありません。
ですので、髪や体にとって適切な栄養を摂取するメリットは非常に大きく、体に栄養素が揃うことで育毛剤と同等又はそれ以上の効果が得られることがあります。
下手な育毛剤に手を出すより、まずは体のバランスを整え、髪に栄養を届けてあげることが大切です。
また、育毛剤を使用している場合も、身体に栄養が行きわたることで、その効果をさらに高める事が出来ます。
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