<成分の概要>
炭酸ナトリウムとは、水に溶けやすい性質を持つアルカリ金属炭酸塩。ソーダ系入浴剤や洗浄剤として用いられる。
重層(重炭酸ナトリウム)がごく弱いアルカリ性であるのに対し、炭酸ソーダのアルカリ性はpH11.2と高い。pH調整剤、アルカリ剤、乳化剤に分類される成分です。
重層(重炭酸ナトリウム)がごく弱いアルカリ性であるのに対し、炭酸ソーダのアルカリ性はpH11.2と高い。pH調整剤、アルカリ剤、乳化剤に分類される成分です。
<別名や類似成分>
炭酸Na│炭酸ソーダ│炭酸ナトリウム
<効果や作用>
炭酸ナトリウムには、消臭・脱臭、角質溶解としての効果があります。
<安全性・毒性・注意点>
稀にアレルギーや刺激を感じることがありますが、通常の配合量であれば問題としない人が多い成分です。
<炭酸ナトリウムのデオドラント効果>
炭酸ナトリウムはpH11.2と高いアルカリ性で、酸性の匂いを消臭効果する効果があります。
これは、酸性の匂い物質(汗蒸れ等)をアルカリ性が中和するためです。
<炭酸ナトリウムの刺激や注意点>
アルカリ性は、タンパク質溶解作用が高くなります。皮膚表面の角質を溶かす作用があり、角質ケアとしては有効です。
ですが、使用後は古い角質がとれて「肌が薄い状態」になるので、しっかりと保湿してあげることが大切です。
また、角質が薄くなっている肌荒れ状態のときに使用すると、刺激が強くなることがあります。