睡眠不足とハゲ

「睡眠時間が短い」はかっこいい?睡眠不足でハゲてしまう理由。

TOP > ハゲの原因 > 記事 2012/03/09

睡眠不足はハゲにどう影響するのか。髪が育つ「成長ホルモン」と睡眠不足の関係について。薄毛・ハゲの原因につながってしまう「損な眠り方」や、睡眠時の成長ホルモン分泌量をグラフ付きで紹介しています。
本気でハゲ予防に取り組むなら、「大人になると減ってしまう成長ホルモン」を上手に分泌させ、最大限に活用していくことが大切です。

髪が育つ「成長ホルモン」は、大人になると減ってしまう

髪は基本的に、寝ている間に育ちます。さらに細かく言うと「成長ホルモンが分泌されている睡眠中」に最も育ちます。

成長ホルモンとは?
体を育てたり、疲労・ダメージを修復するために脳が出すホルモンの一種。このホルモンの命令により、食べた栄養が「髪・肌・体・内臓」の成長・修復に使われていく。

「寝る子は育つ」という諺は、皆さんもご存知でしょう。明るい時間に思いっきり活動して、夜には深い眠りにつく。きちんとした睡眠をとっている子供は「翌日の疲労感」とは全く無縁の存在です。自分の幼少時代を思い出してみてください。1日中遊び続けても、翌日の朝になれば、再び元気いっぱいの体に戻っていますよね。

子供が疲労感を感じない理由はずばり、成長ホルモンの分泌が盛んだから。体を大きく育てるために、睡眠中にたっぷりと成長ホルモンが出るので、1日の疲労感を上回るほどの「体の成長」が日々続いていきます。

ですが大人になると、体の成長はとまってしまうので、成長ホルモンの分泌量そのものが減少していきます。もし何らかの理由で成長ホルモンの分泌が減少してしまうと、それは「ただでさえ少ない成長ホルモンが、さらに少なくなる」という事です。

そして、成長ホルモンの分泌を減少させてしまう最も大きな原因が、睡眠不足や、不規則生活なのです。

成長ホルモンが分泌される時間帯は、睡眠開始後30分~3時間が最も多い。

成長ホルモンの分泌が盛んになるのは、眠りについてから30分後がもっとも多く、その後緩やかに減少していきます。下記は「夜12時に寝て、翌朝7時に起きる」という理想的な生活パターンをした際の、睡眠時の成長ホルモン分泌量グラフです。

オレンジ線:体温。体温が高いと体が活発になる。 黒い線:成長ホルモンの分泌量

睡眠時の成長ホルモン分泌量グラフ

睡眠時の成長ホルモン分泌量グラフ

グラフを見ると、睡眠後30分~3時間の間の成長ホルモン分泌量が最も多くなっているのが分かります。しかし、この成長ホルモン分泌グラフは、規則正しい生活を送っていた場合のもの。

それではこのグラフをもとに、髪に悪影響がでてしまう眠り方や、成長ホルモンが減少してしまう生活例を確認してみましょう。

細切れ睡眠・短い睡眠は、髪の整備不良に。

3~5時間程度といった、極端に短い睡眠時間の習慣は髪にも体にも要注意です。上のグラフで確認したとおり、成長ホルモンの分泌は睡眠後30分~3時間の間にピークをむかえます。

それなら、4時間寝れば充分じゃないか?と思ってしまいますが、そう都合よくはいきません。下記のグラフを見ても分かるとおり、起床時間が近づくにつれ、睡眠の深さは徐々に浅くなっていきます。睡眠が浅くなると、成長ホルモンの分泌量も減少していきます。

【寝不足の場合】睡眠時の成長ホルモン分泌量グラフ

寝不足の場合-睡眠時の成長ホルモン分泌量グラフ

短い睡眠の場合、睡眠直後に多くの成長ホルモンが分泌されるようになります。しかし、睡眠サイクルの数自体が減少しているので、分泌回数のピークは少なくなってしまいます。

また「睡眠時間が短い」ということは「活動時間が長く、体への負担が大きい」ということ。それを短い睡眠でカバーしようとするのは、身体の細部に「整備不良」を増やしていくようなもの。

人間の体は、血管・内蔵・心臓など「生命維持」に必要な部分を優先的に修復するようにできています。それに対して髪・肌・爪などは、生命維持に直接関係ないので「整備不良」の影響を受けやすい部分。

慢性的な寝不足が続けば、成長ホルモンの分泌量が減ってしまうどころか、成長ホルモンの恩恵を「髪」に与えてやれなくなってしまうのです。

寝る時間がバラバラ、日によって寝不足、不規則な生活をしている人

たくさん寝る日と寝ない日がある人や、寝ているけど消灯・起床時間はバラバラ、という人。極端に睡眠時間が短いよりはマシですが、やはりこれも損しています。

上に張った成長ホルモン分泌グラフをみてもわかる通り、睡眠は体のリズムです。

規則的な生活を送っている場合、睡眠時間に合わせて体温が下がり、身体は無意識のうちに「眠りの準備」を開始します。そうすると、睡眠後にスムーズに体温が低下し、筋肉のリラックスした「上質な眠り」になるのです。

当然、成長ホルモンの分泌が多いのは「上質な眠り」をした場合。不規則な生活では、体の体温調整がうまく出来ないため、睡眠の質が低下してしまいます。

「沢山寝ても疲れがとれない」と感じているなら、睡眠時間は十分でも「成長ホルモン」がうまく分泌されていない可能性があります。

「睡眠時間が短い」はかっこいい?いいえ。眠れるのは、若さの証拠です。

若い人たちの中には「寝ていない=かっこいい」という印象をもつ人もいるのではないでしょうか。

しかし、成長ホルモンは「体を成長させる・修復するため」に分泌されるもの。つまり、髪・肌・健康すべてにとって大切な、若さのホルモンであり、上質な睡眠は「若さの証明」なのです。

人間は年齢を重ねるほど睡眠時間が短くなっていきます。

体や心が老いると、肉体・精神的な活動量が落ちていくので「成長・修復させる必要なし」となってしまいます。そうすると成長ホルモンの分泌がさらに低下し、睡眠時間は短くなり「たくさん眠れない状態」になっていきます。そして、修復・成長機能が低下し、体は老化の一途をたどってしまいまうのです。

人の体は、眠ることで修復・成長していきます。健康な髪や肌も、その間に育ちます。

睡眠不足に陥ってしまう生活サイクルを変えるのは大変ですが「上質な睡眠=未来の若さ・髪への投資時間」と思えば、チャレンジする価値があるのではないでしょうか。

次回は「成長ホルモンを分泌させる、深い睡眠の始め方」を紹介予定です。

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